
THE SPOILのB-BOP PUNK JAZZと共に繰り広げられる横山忠正による立体とペインティングをミックスしたインスタレーションアートの世界。 真のグローバリズムとは何か― 経済至上主義の下、世界中の人々が見境なく世界中の資源を奪いつくすことだと勘違いしていないだろうか・・・。 地球からの恩恵を仇で返し続ける浅はかで醜い人間に 横山は警鐘を鳴らすべく、世界中から木場に集められ残骸と化した木材から、経済至上主義がもたらした負の象徴として芸術を創り出した。 横山の理念と 花の肖像だけではない彼の芸術の奥深さに触れることが出来る。
横山忠正の代表作でありライフワークとして取組んでいる花の肖像シリーズ。 ‟人類の尽きない欲望が地球を衰退させている・・・” その愚かな歴史、愚かな真実を 横山は花の肖像を描くことで世の中に突きつけている。 地球上で最も高いところに咲くスノーロータス、ゴールデントライアングルに咲き誇る芥子、ボルネオのジャングルの奥深く密かに咲くブラックオーキッド、そしてインド・カルカッタで出逢ったダリアなど・・・。 花が訴える大地からの叫びを彼は芸術家として代弁し続けているのだ。 それらの作品がTHE SPOILのメロディアスな「あの時を…。THAT DAY」をバックに次々と女優のように現れ、まるでシネマをみているかのような世界観へと誘う。 これはまさに‟横山忠正の世界”であり、彼の理念だけではなく、芸術に託された美の概念を感じることができるだろう。


2020年2月2日~8月30日 筑前町立大刀洗平和記念館企画展として開催された
横山忠正特攻花絵画展
音楽は横山自身が1985年に作曲した「 SHINSOH(深層)」

NO WAR! NO DICTATOR!

SEED IS ART.
FLOWER IS
PLANET…
「地球は花の惑星“FLOWER PLANET”なのだ」と説く横山からのメッセージ。
長い時間をかけて構築された彼の理念や芸術哲学など・・・溢れる想いを訴えるべく立げた
のが《SEED IS ART. FLOWER IS PLANET…》です。
横山自身が毎回テーマを選び、熱く語ります。
